PRお役立ち情報 PR会社の選び方|“もう失敗しない”ための5つの見極めポイントと成功事例

pr会社選び方


「今のPR会社から、納得いく提案がない…」というお悩み、ありませんか?

「毎月の定例が報告だけで終わる」「PRの方向性がまったく見えない」
——そんな状態に、違和感を抱いたことはないでしょうか。

実は今、PR会社を見直したいという相談が急増しています。「提案がない」「記者との関係が感じられない」「何をやっているのか不明瞭」といった声は、決して珍しくありません。にもかかわらず、いざPR会社を探そうとすると、どこも似たようなことが書かれていて判断がつかない…そんな状況に陥ったことのある広報担当者の方は多いはずです。

そこで本記事では、実際に他社からの“乗り換え相談”を多く受けてきたPR会社MOPSの視点から、「本当に成果につながるPR会社を選ぶための5つのチェックポイント」を整理しました。

TL;DR|40秒でつかむこの記事のポイント
  • PR会社は“戦略提案型”か“作業代行型”かで成果に大きな差が出る
  • 自社に近い業種・規模での実績、人脈、改善力の有無が重要な判断軸
  • PR成果の8割は“選び方”で決まる。戦略から並走するパートナーが鍵
  • 記者からの反応を可視化・改善できる会社が、信頼と露出の両方を伸ばす

1. PR会社選びの最重要ポイント:「PR戦略」まで提案できるか?

PR会社を選ぶときのポイント

PR会社を選ぶ上でまず確認したいのは、「単なるプレスリリース代行」ではなく、戦略の設計から提案してくれるかという視点です。

PR会社には2タイプある

分類 特徴 向いている企業
戦略提案型(総合型) 認知形成やブランドづくりを目的に、戦略設計〜施策実行〜改善までを伴走 広報初心者・継続的にPR効果を得たい企業
作業代行型(スポット特化型) プレスリリース配信など単発業務に対応。低コストで手軽 自社でPR戦略を設計できる企業/短期イベント対応のみ希望の企業

現在のPR会社が「代行型」で、思うような露出や評価につながっていないなら、「戦略提案型」への乗り換えが検討フェーズかもしれません。

「戦略がないPR」は、認知も信頼も広がらない

PRとは本来、“企業と社会との間に信頼を育む”活動です。それを実現するには、まず以下のステップが必要です。

PR戦略を設計するための3ステップ

1 どんな信頼をつくりたいか=PR目的の定義
2 メディアに届けるべきキーメッセージの言語化
3 施策を通して戦略を形にする企画提案

この戦略設計がないまま施策を打っても、PRは単発で終わってしまいます。

戦略性を見極める「4つの質問」

PR会社が戦略まで見ているかどうかは、以下の質問で見抜けます。

戦略設計に関する4つの質問

1 PR戦略はどのようなプロセスで設計しますか?
2 これまでどんな企業に、どんな戦略を提案してきましたか?
3 多様な施策の中で一貫性を保つ工夫はありますか?
4 施策の順番やタイミングはどのように設計しますか?

単なる実績紹介ではなく、“なぜそうするか”まで答えられる会社は、戦略的PRの力を持っていると判断して良いでしょう。

MOPSの事例(戦略構築〜成果まで)

MOPSでは、以下のようなプロセスでPR戦略を策定しています。

  • 市場環境/競合の報道傾向/自社の強みを分析
  • 「社会からどのように語られる企業でありたいか?」を定義
  • キーメッセージを定め、それを伝える企画群を設計
  • メディアリレーションやタイアップ施策と連動

結果、「方向性が見える」「経営層にも説明しやすい」「話題が持続する」PR施策として評価されています。このように、“PRの全体設計”から伴走できる会社かどうかで、広報活動の成果は大きく変わります。

2. 自社に近い“業種・業態・規模”の実績があるか?

PR会社を選ぶときに見るべきポイント、業種、業態、規模について解説

PR会社の「実績」は、多くの広報担当者が重視するポイントのひとつです。しかし、単に「実績数が多い」「大手企業の支援実績がある」といった情報だけでは、本当に自社にマッチするかどうかは見えてきません。

重要なのは、自社と“似た立ち位置”で成果を出した経験があるかどうかです。

実績の「量」より「質」で判断する

以下のような視点で見極めることで、自社に合ったPR会社かどうかを判断しやすくなります。

✔️ チェック項目 見るべきポイント
業種の近さ 業界特有のPRテーマ・メディア事情に対応しているか
企業規模・成長フェーズ スタートアップ・中堅・大企業それぞれで支援内容が異なる
BtoB or BtoC メディア選定や訴求軸が大きく異なる
類似課題の支援事例 「記者との接点がなかった」「ネタが見つからなかった」など、自社と近い課題にどう向き合ったか
成果の開示レベル 「掲載された」だけでなく、“なぜ成果が出たか”まで語れるか

見極めポイント:「自社との相性が見えるか?」

たとえば、同じ「教育業界のPR」と言っても、BtoC塾のSNS訴求と、BtoBの教育DXソリューションでは、まったくアプローチが異なります。こうした背景を踏まえた提案をしてくれるかどうかは、その会社が“事例を横展開する力”を持っているかを測る指標になります。

MOPSの支援例(相性重視の提案)

MOPSでは、企業規模・ターゲット層・フェーズ別に応じた最適な設計を行っています。

  • BtoBスタートアップに対しては「社会性×技術性」を伝えるPR戦略を設計
  • BtoC商材に対しては「体験性」や「SNS連動企画」を重視した提案を実施
  • 医療・製造・物流など専門性の高い業界に強い記者とのリレーションを構築

“実績がある”だけでなく、「自社とどれだけ似た環境で成果を出したか」を確認することが重要です。

3. メディアと“実働レベル”の関係があるか?

PR会社を選ぶときはメディアとの関係性をみる

PRの成果は、メディアに情報が「届くかどうか」で大きく左右されます。そこで見極めるべき3つ目のポイントは、各種メディアと“実働レベル”の関係を持っているかです。

「メディアに強い」とはどういうことか?

多くのPR会社が「メディアとのネットワークがあります」と謳います。ですが、実際には「一度取材されたことがある」「媒体にプレスを送っているだけ」といったケースも少なくありません。

そこで重要なのは、次のような具体性です。

チェック項目 確認のしかた
テレビ番組との関係性 番組名や制作会社とのやり取り経験があるか?提案が通った実績は?
新聞・業界メディアとの関係 担当記者名や編集部と日常的に連絡を取っているか?
専門メディア・SNS系 ターゲットユーザーに届くジャンル別の媒体との接点があるか?
提案時の情報源 「番組の傾向」「記者の好み」など、実際に話して得た知見があるか?

メディアから「声がかかる」関係性を持っているか?

一歩進んだPR会社は、「情報を渡す」だけでなく、「メディア側から企画相談を受ける」ような関係を構築しています。それは、記者にとって“頼れる情報源”と認識されている証拠です。

こうした関係性を築けているPR会社は、露出量だけでなく、報道波及力の面でも優れています

MOPSの人脈構築スタイル

MOPSでは、以下のようなネットワークを持ち、クライアントの広報を支えています。

  • 日本テレビ、テレビ朝日などキー局の各報道・情報番組との接点
  • 業界別専門メディア記者(IT/医療/教育など)との定期交流
  • Webメディアの編集部・ライター約200名と連携
  • 著者PR、SNSインフルエンサーとの波及施策実施も多数

“どのメディアと、どんな関係があるのか”は、会話の中で自然に聞き出して見極めるのがおすすめです。

4. メディアからの“リアルな反応”をフィードバックしてくれるか?

PR会社を選ぶときは、メディアからのリアルな反応をフィードバックしてくれるのかをチェックする。

プレスリリースを配信して「掲載されました」と報告される。これで終わってしまうPR会社、少なくありません。ですが本来、PR活動において最も価値のある情報は、「記者のリアルな反応」です。

なぜ“反応の可視化”が重要なのか?

  • ある企画が刺さったのはなぜか?
  • なぜ掲載されなかったのか?
  • 記者が注目したポイントはどこか?

こうした反応を把握することで、次の企画や切り口に反映させることができます。つまり、PDCAを回す上で「フィードバック」は欠かせない要素なのです。

「報告だけで終わらない」会社を見極める質問例

PR会社との初回打ち合わせや提案時に、以下のような質問をしてみてください。

メディア対応と改善に関する質問

1 メディアとやり取りした際の反応は、どのように共有していますか?
2 記者からどんな声があったか、次の施策にどう活かしていますか?
3 報道されなかった場合、改善提案はどのようにしていますか?

これらに対し、記者の言葉や傾向を具体的に説明できる会社であれば、信頼性は高いと判断できます。

MOPSのフィードバック体制

MOPSでは、各メディアの反応を以下の形で整理し、毎月の定例ミーティングで共有しています

フィードバック活用のポイント

  • 提案した企画に対するコメントの可視化(例:「社会性が足りない」「もう一歩切り口が弱い」など)
  • 記者ごとの反応傾向の蓄積と共有
  • フィードバックをもとに切り口・資料・メディア選定を再設計

こうした“反応の見える化”により、メディアとの関係性だけでなく、施策自体の質も継続的に向上しています。

5. 結果が出るまで「粘り強く提案」してくれるか?

pr会社を選ときは、粘り強く提案してくれるかをチェック!

最後の見極めポイントは、「そのPR会社が、成果が出るまで伴走してくれるかどうか」です。PRは“タイミングと切り口”のかけ合わせ。たとえ最初の提案で採用されなくても、情報の出し方を変えるだけで通ることもあるのです。

「情報がないから無理」と言う会社はNG

一部のPR会社では、「今はネタがないから動けません」「記者が反応しないので終わりです」と判断を止めてしまうケースもあります。

ですが、本当に必要なのは以下のような視点です。

  • 社内に眠る情報を発掘する
  • 競合や社会の動きから“切り口”を再設計する
  • 記者の反応を元に資料を再構成する

諦めず、粘り強く向き合えるかどうかで、PR成果は大きく変わります。

MOPSの伴走スタイル:3つの工夫

MOPSでは、以下のような取り組みで粘り強く成果まで伴走します。

取り組み内容 効果
社内ネタ発掘ミーティング 広報担当者が気づいていない話題を一緒に洗い出し
報道トレンド分析と切り口再提案 他社事例や社会性を踏まえて、通る企画に再設計
記者からの声をもとに資料改善 スライドの構成から冒頭の一言までブラッシュアップ

特に、“自社では思いつかなかった提案”が出てくることが、MOPSに乗り換えた企業様からの高評価ポイントとなっています。

長期的な信頼を前提とした支援体制

PRは、単発で終わるものではありません。信頼を社会に育てるには、施策・改善・継続という地道な取り組みが必要です。MOPSの支援継続率は3年以上が平均。他社からの乗り換え後も、80%以上の企業様が「満足」と回答いただいています。

6. “評判”まで設計するPRなら、MOPSが伴走します

株式会社MOPS

ここまで、PR会社選びにおいて重要な5つの視点をお伝えしてきました。「ここまで見るべきことがあるのか…」と感じた方もいるかもしれません。

しかし、それだけPRの成果が“誰と組むか”で決まるということでもあります。

単発の露出ではなく、“社会に届く信頼”をつくるために

企業にとっての広報とは、単に話題をつくることではありません。
「どんな会社なのか」「何を大切にしているのか」——そうした価値を、社会に正しく届け、共感を得ること。

つまり、広報=“評判資産”を育てる戦略活動なのです。

MOPSの支援ステップ:分析から改善まで一貫して伴走

MOPSでは、以下の流れで、PR戦略を設計・実行・改善まで支援しています。

Step 1|業界分析とPR課題の整理
  • 報道傾向を分析し、競合との差別化ポイントを抽出
  • 自社が本来伝えるべき“強み”を言語化
Step 2|PRテーマと切り口の開発
  • 記者が興味を持つ「社会性」や「独自性」を設計
  • 取材につながる“切り口”を複数立案
Step 3|持ち込み企画書・リリースの作成
  • リリース、寄稿、調査、書籍など施策を設計
  • 報道されやすい構成と資料設計で提案力を強化
Step 4|ターゲットメディアへの個別アプローチ
  • 記者の所属・関心・タイミングを見極めて提案
  • 1社1社に合わせた“精度の高い”アプローチを実施
Step 5|定例報告+改善提案
  • メディアの反応・掲載状況を定期的に報告
  • 次回提案に向けた改善策を継続的に提案

“企業の価値が社会に根づくまで”伴走します

MOPSでは「一度載ったら終わり」ではなく、企業の成長フェーズに合わせて、PRの内容も戦略も進化させていく支援を行っています。

結果として、

  • 「初めてメディアに載った」
  • 「記者から直接連絡が来るようになった」
  • 「営業資料に“掲載実績”として活用できた」

といった声が、多くのクライアント様から寄せられています。

7. まとめ|“失敗しないPR会社選び”のために、今できること

PR会社は単なる外注先ではなく、企業の魅力や社会的価値を、ともに伝えていくパートナーです。

PR会社選びの5つのチェックポイント(復習)

1

戦略力

単発ではなく、企業の成長や変化に合わせて中長期でPR戦略を設計できるかどうかを見極めましょう。
2

実績の相性

自社と近い業界やフェーズで実際に成果を出した経験があるか。単なる「件数」より「内容の一致度」が重要です。
3

人脈の質

具体的にどの媒体や記者と関係を築いているか。単なる「知っている」ではなく、「提案が通った実績」に注目。
4

改善提案力

メディアの反応をもとに、切り口や資料をブラッシュアップして次の提案につなげているか。運用力の差が出るポイントです。
5

伴走姿勢

成果が出るまで粘り強く提案を重ねてくれるか。最初の提案が通らなかったときにこそ、本当のパートナーかどうかが見えてきます。

今のPRに、不安や停滞を感じている方へ

  • 提案がない
  • 記者との接点が見えない
  • 何をやっているのか分からない

——そんな違和感をお持ちの方は、まずは一度、無料相談で現状の整理から始めてみませんか?

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