ディーラーをはじめとする自動車関連、住宅関連の高級商材やIT系企業への支援を得意とする経営コンサルティング会社のPRを二期に分けて担当しました。いわゆるB to Bの事業内容はその特長や良さを理解していただくことに、時間がかかります。そこでPRで会社の強みと個性をアピールし、認知を高め、短期間で受注にも貢献することができました。
第一期:会社設立時の認知向上をはじめとする基本的PR。それによって受注につなげる。
第二期:「スタートアップ企業や注目ベンチャー企業の支援に強いコンサルティング会社」というブランディングを確立。
・サービスの強みを整理し、メディア向け資料を作成。同社のコンサルティングのノウハウだけでなく、人間味のある社風やスタッフの気質まで伝わるように工夫。こうした資料で初期の段階では特に新聞や雑誌、Webメディアの企業(または経営者)紹介の記事担当者を個別に攻めた。
・同社主催のイベントやセミナーへメディアを誘致し、理解を深めてもらう。
・同社のコンサル先の注目企業の支援実績を企画資料として用意し、それらの企業への取材をメディアへ提案。
・上記の報道資料や成果物である記事を武器に、まずは報道や取材の連鎖を念頭に、Webや専門誌の露出攻勢をかける。取材を媒介に、同社のコンサルタントとメディア記者のコミュニケーションの環も強化。この積み重ねでさらに取材の輪も広げていく。
・採用や企業のおもてなし精神をテーマとした書籍を出版し、企業理念の啓もうにつなげる。
第一期(設立初期)
日本経済新聞、日経ビジネス、ビジネス系Webメディア140媒体以上に露出(2年間合計)。採用をテーマとした書籍をプロデュースし大手ビジネス書出版社に採用され、人材確保成果を上げる。設立からわずか3年で社員数は100名を超え、アジアへの進出も果たす。
第二期(設立5年後)
「スタートアップ企業や注目ベンチャー企業の支援に強いコンサルティング会社」という切り口に絞り込んで、ビジネス系メディアを中心にアプローチを続け、質の高い露出実績を残した。その結果、複数の契約受注にも寄与できた。