Works事例・実績

タイ政府・官公庁

二輪レースの世界選手権最高峰・MotoGPのタイ開催を、日本でPR。
3ヶ国語対応で駐日大使等要人とメディアを集めたイベントを挙行

駐日大使等の要人とメディアを集めたイベント

目的

・タイで初めて、世界最高峰の二輪レース世界選手権が開催されることをグローバルにアピール。
・MotoGP開催を機に、タイへの観光客を増やす。
・タイの話題を世界に向けて広げていく。

課題

・3ヶ国語対応のPR
発注元がタイであり、誘致したいメディアは国内外にわたるということで、タイ語、英語、日本語の3ヶ国による対応(打合せ、メディアリレーション、イベント対応)。
・本番までの時間的な制約
正式発注からイベント当日まで1ヶ月弱しかなく、3ヶ国語の資料作りをはじめ、時間に追われた準備期間を、密な関係者との連携で乗り切った。
・海外の政府官公庁とのコミュニケーション
 国内のPRでも政府官公庁がからむことで、時間や費用の感覚が民間のそれとは温度差があり、神経を遣うことも増える。それが海外となればなおさらで、時差を考慮しながらの電話会議の開催時間を設定したり、文化的バックグラウンドの違いでトラブルが発生しないように心掛けるなどした。
・要人への配慮
 イベントにはタイから副総裁、知事、駐日大使といった要人のほか、日本からは日本旅行業協会理事長をはじめGT(Grand Touring-グランド・ツーリング)関連団体のトップ等来賓が計20名参加するため、警備や対応マナーには普段以上に配慮が必要だった。

手法

・シティホテルを舞台に、「タイで開催するMotoGPの見どころと意義、そしてタイという国の良さ」を存分に知ってもらえるように、関係者とプレスによるカンファレンスとタイの伝統芸能や食事、抽選会を織り交ぜたレセプションを二部制で用意。
・集まる人々の国籍はさまざまで、日常的に使う言語も3ヶ国語以上で、円滑なコミュニケーションを築くために、通訳やマルチリンガルなスタッフを集めて参加者全員が母国語でストレスなくイベントを楽しめる環境を形成。
・レース、観光を媒介として、タイという国の好感度を向上させることが重要な使命なので、イベント事態は和やかで明るい雰囲気を大切にするように努めた。要人が多く、警護やスタッフの所作には失礼のないように注意しながらも、極力堅苦しくならないように気を配った。
・タイという国、二輪レースの実情に関して、打ち合わせ時のブレーンにも、タイや二輪レースに詳しい識者を配した。

成果

・3ヶ国語対応のコミュニケーションについて、言語の違いから起き得るであろうリスクはすべて事前に対処していたため、本番含めて意見交換や連絡はスムーズに進行した。
・タイ政府の方々が特に満足してくださり、続けて同様の依頼を受けることになる。
・プレスカンファレンスには国内外から78名参加、レセプションには68名のメディアが、それ以外の関係者が256名参加と、盛大なイベントとして幕を閉じた。

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