これまでの説明で「テレビCMが効果的」だということは確信を得られたと思います。
テレビの情報拡散力は、とても強力なのです。
ただ、気になるのはその費用です。テレビCMは、効果的であると同時に高くつくというイメージが非常に強い。ざっくりといくらくらいかかるのでしょうか。
1.テレビCMを効果的に流すための費用
CMを流す費用は、放送局に支払う放送料とCMコンテンツ制作費で構成されています。
とても雑な表現になりますが、15秒CMを東京キー局で流す場合の合計金額は数千万円から億単位が相場です。
CMは投下形式(時間帯や地域等)によっていくつかの種類に分類され、その組み合わせ別に費用もさまざまとなります。しかし先述したようなCMの特長を生かすなら、東京キー局でそれなりの期間流さなければ意味がないと私たちは判断します。そうなると、どうしても数千万円から億単位という数字が出てきます。
2.テレビというメディアを効果的に生かすなら「テレビPR」という方法もある
これまで紹介したテレビというメディアの特性として、
・ビジュアルを核とした豊かな表現力を有している
・ほぼ100%の人が視聴できる環境にいる
・視聴率1%=100万人の威力を持ちながら、なんとなく見てもらえる
・複数人数で同時視聴する可能性が高く、見た内容に対して即座に意見交換しやすい
・CMのみならず全放送コンテンツには倫理基準が設けられ、監視する機関もあり信頼性が高い
といったところです。この魅力的なメディアに、CMのような費用をかけずに商材の情報を流せる施策として「テレビPR」があります。
基本的に「テレビPR」の企画が採用されると、放送は原則的に一回ですがCMのように15秒・30秒という時間制限はありません。場合によっては数十分間の放映になることもあります。切り口的にも多面的に商材のよさを訴求できます。商材の「社会への影響力」や「存在意義の大きさ」をアピールして多くの人々から共感を得るには、番組内で取り上げてもらえるテレビPRのほうがCMよりも格段に説得力は増します。
さらに、番組内の情報はテレビ局の制作陣が客観的視点で評価したものと見なされ、一般的にCMよりも信頼感や共感を得やすくもなります。
テレビPRで仕掛けた「心に染み入るストーリー」は、OAの余韻冷めやらぬままにネットや新聞をはじめ、さらには情報番組等別のテレビ番組へ連鎖的に話題の輪を広げていく「一挙両得」を狙える特性も備えています。
そして、何よりテレビPRには放送料やコンテンツ制作費はかかりません。
別項でテレビPRの効果や長所をまとめています。本項の前半で説明しているテレビCMの特長とともに改めて読んでいただき、検討中の宣伝施策にはどちらが好適か、比較してみてください。
<お役立ち情報>
テレビPRでテレビ取材を増やす
テレビは破壊力のあるメディアです。CMという手段を利用していきなり大金を投じる手もありますが、成果報酬型で「テレビPR」を請け負うPR会社に依頼して小予算で始めて見るのも一興ではないでしょうか。
テレビPRの実績が豊富な弊社でもご相談に応じますので、お気軽にお問い合わせください。