広報活動「やってはいけない」集 2020/01/31
1)広報計画を立てずに動く
製造部門や経営部門から降りてくる指示に従い、広報作業をひたすらこなす広報部、結構多いようです。商材に対する理解を深めたうえで時節にあった広報活動を周辺部署に提案し、連携をとりながら展開していかないと、成果は少なく、関係者全員が疲弊するだけです。
2)嘘は厳禁
その気はなくとも、結果的に「嘘」にならないように受け答えに配慮します。問い合わせに対して、確定事項以上のことを答えないことです。完成や発売予定日も、決定事項でない場合は必ず予定段階だと伝えましょう。「あの広報担当の返事はあてにならない」と思われたら、取り上げてもらえなくなります。
3)表記ミスをしない
プレスリリースはもちろん、連絡用のメールでも固有名詞や日付けを誤って書いてしまうようなことはないように、心掛けます。ちょっとしたミスが、信頼を著しく損ねます。第三者宛の文章は、他の人に一度目を通してもらってから送るようにしたいものです。
4)文章も口頭説明も長すぎない
商材をプレスの方々に理解してもらいたい一心で、やたらと長々と説明する広報担当者がいますが、商材の基本的概要とその特長(他より優れている点)を簡潔にまずは簡潔に伝えるように努めましょう。
5)広報活動の経過と結果の報告を忘れない
最初の「広報活動は計画的に動く」にも関連しますが、経過で起きた問題や最終的な成果は関連部署に必ずフィードバックして、今後に役立てられるようにします。
以上、一見当たり前のことだらけですが、広報担当者の心構えとしては大切なことばかりです。ときどき立ち止まって自分を見直してみてください。