新型コロナウイルスによって狂ったPR活動の影響を、最小限に抑えるには? 2020/03/09
大地震、台風に続き、新型コロナウイルスが襲いかかってきました。
イベントの急遽中止、それでも取り消しが利かない各種パブリシティ、全社的な勤務体系の変更、関連施設の突発的休業、一部資材の入手困難等々、頭の痛い話だらけです。
こんなときにどうすればいいか?
あまりにも当たり前の話ではありますが、「予定の変更内容、今後の対策」について関係各所へ可能な限り、迅速に連絡することです。予定が変わって困るのは、担当者だけではなく、その周辺をとりまく企業、そして予定されていたイベントや商材の発売を心待ちにしていたお客様も一緒なのです。
不安を増幅させないように、可能な限り早いタイミングで、プレスリリース、ホームページ、メール、留守番電話等で、自社の予定変更に関して問い合わせが発生しそうな事項について明示します。
また、変更された予定によって自社が受けたダメージを、どう攻略するか協議してください。
こんな状況の中でも、さまざまな対策を講じて苦境に抗う企業の例をメディアの報道やネットで拾ってみました。
・予約キャンセルが相次ぐ飲食業界の中で、店の衛生管理について事細かにアピールし、1日3組限定の貸し切り営業に踏み切った高級焼肉店
・品不足のトイレットペーパーを特定店舗で集中販売。呼び込み文句は「おひとり様十点まで」。次から次へと補充が続く!
・小中休校を機に出版各社、オンライン書籍を無料化。オンライン書籍の体験機会を増やす
学研
KADOKAWA
集英社
小学館
・おしぼりレンタル、関連機器販売会社が抗ウイルスおしぼりを各所に寄贈。製品アピール
苦境に立たされたときこそ、企業の明暗を分けるのがPRです。逆境に負けず、頑張りましょう。