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街紹介番組や旅情報番組の超基本的な話 2019/10/07

テレビには街の流行情報番組や旅番組が溢れています。局アナ、芸能人、文化人がいろいろなスポットを紹介するのが、定番。視聴率もそこそこよく、取り上げられた途端に店に長蛇の列ができたなど、よく聞く話です。

さて、こうした番組ではどのようにして紹介する場所を選定しているのでしょうか?

リサーチを職業とする方々に、番組のカラーに応じて情報収集をお願いしているのはもちろんですが、紹介する場所が決まったら該当地の町内会に必ず一札入れることが基本中の基本だそうです。

ロケすることのご挨拶、その際に「ご迷惑はかけません」という約束、そして町内会ならではの情報を得るためです。

そして、番組構成時には町内会の意見が反映されることが少なくありません。たとえば若者に人気がある点では都内有数であり、同時にラブホテルのメッカというのが周知の事実という、テレビにも頻繁に登場する某所。この街がランキング形式の街情報番組に紹介される際、「若者」「ラブホ」のキーワードが1位になることは極めて稀です。これは町内会が別のキーワードを強く主張するからだと、その町内会の幹事の方から聞きました。町内会は番組担当者から紹介する店の候補を相談されることも多いそうです。

店や会社のある地域の町内会には、入っておいたほうがよいかもしれません。

 

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