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PR用企画は、仮説で「いままでにない」を狙うべきか否か? 2019/12/06

常に社会の中心に存在するには、新製品や特筆すべき話題がないときでも、プレスリリースを出したり、何らかのかたちでメディアにアプローチをかけるべきだと考えます。
しかし、あまり中身のない話題では誰も相手にしてくれません。
そこで、季節や社会の動向を鑑みて、自社商材の話題を企画するのです。
その場合、「いままでにない」話を狙って仮説を軸に構成していくべきか?
過去に実績のある「いい話」を軸に話題づくりを構築すべきなのか?

PRは信憑性がなにより重要です。
その点から考えると、実績のある「いい話」で話題をつくってメディアにアプローチする方法が王道でしょう。たとえば、自社商品愛用者から届いた手紙を整理して「こんな使い方で重宝していただいています」というふうに。
日清のチキンラーメンが、麺を砕いて酒のツマミに、スープをホットミルクで溶いて味変といった提案をして注目を集めたことは記憶に新しいでしょう。
「いままでにない」を狙うなら、識者の方々に裏付けとなるようなお墨付きをもらえれば、説得力のある、奇抜なストーリーを作れるかもしれません。
運動後に使用するためのリカバリーウェアを「不眠対策ウェア」という新しい使い方提案でPRを成功させたことがありますが、この場合も医学的なデータ等で城壁を固めたうえでアプローチに取り掛かっています。

<参考> 「かくれ不眠」をブーム化!
http://urx.space/YYJK

PRは奇抜さ、斬新さも必要ですが、根底は信憑性にあります。

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