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埼玉県の逆襲 2019/07/23

埼玉県は、東京の隣であるにも関わらず「都道府県魅力度ランキング」(調査:ブランド総合研究所)で茨城県・群馬県・栃木県の北関東勢とともに下位5圏内の常連となっており、バラエティ番組で頻繁にイヂラれる代表的な県のひとつとなっています。

「ダサい」をもじって「ダ(埼)サい玉」と呼ばれたり、同県をディスりまくった『翔んで埼玉』なるコミックが大人気となり、映画化されるまでに至っています。しかし、魅力のない地域とレッテルを貼られることは観光客や企業誘致を考えると、自治体としては笑ってばかりもいられません。ところが最近はイヂラれるだけでは終わらず「日本で一番熱い熊谷」は、「住宅取得で手入した所帯には新幹線通勤補助金出します」や、「県庁所在地なのに知名度がイマイチな浦和」は、同地の産業として有名な「盆栽を公立小学校の授業に導入」など、長所も積極的にアピールしています。

ネガティブな内容が入り口でも、「笑えるレベル」の話であれば、露出機会が多いことを好機と捉え、一緒に良いところをどんどん売り込んでいくのは一興でしょう。

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