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トレンドを振り返り、2020年のPRを考えましょう 2019/12/24

どこでもここでも、2019年を振り返る時節となりました。メディア的には先行編集ができるネタでもあり、年末年始はテレビも雑誌もSNSも「ゆく年くる年」のオンパレード。
検索サイトやニュースサイト、ショッピングサイトも続々と各サイトの2019年のトレンドを総括して発表しています。
自社サイトのコンバージョン管理をしている方ならもちろん、何らかのかたちでPRに関わる方であれば、ぜひ目を通しておくべきでしょう。各サイトが発表したトレンドワードはサイトの性格によって違いがあり、読み比べればPRの内容によって協業すべきサイトはどこが良いか判断する知識も高まりそうです。

まず、検索といえば未だに多大なる影響力を有するGoogle。
2019年1月1日~11月29日の期間、前年に比べ検索数が急上昇した単語を全世界、国別で発表しています。以下のURLから全世界版2019年トレンドワードを見ることができますが、タイトルの「2019 年の急上昇ワードを見る」の横の「すべての地域」のリンクから各国別の結果に飛べます。単純に数値による結果を示したようで、日本のトレンドワードには薬物関連での逮捕や闇営業で話題になったタレント名が並びます。
Year in Google2019
Googleの検索ワードの日別順位は以下のURLから毎日参照可能です。
https://trends.google.co.jp/trends/trendingsearches/daily?geo=JP
Yahoo!は2019年1月1日~11月1日の期間に検索された単語で前年比急上昇の順位を以下のURLで発表しています。これはGoogleとはがらりと違う単語が並びます。暗い話題にまつわる単語がひとつもなく、エンタメ系ワードが並びます。Googleとは異なる目的で検索されているためか? 集計方法が大きく異なるのか?
Yahoo!検索大賞2019

GoogleとYahoo!を見比べただけでもなかなか興味深い結果が出ていますが、以下のようなサイトのトレンドワードも見ていくともっと別の2019年の顔が出てきます。

Twitter(年間集計結果は12月26日発表)
LINE(カテゴリ別に発表)Music
LINE(カテゴリ別に発表)News
メルカリ(1月1日~11月11日分集計)
楽天(年間のトレンドワードの発表はなく、逐次急上昇ワードを発表)
マイナビ農業(ニッチ分野のトレンドワード発表も…。これは同サイト会員のアンケ―ト集計結果)

当Webの『PRの強化書』で「簡単ではないが、やり方次第のテレビPR――企画書基礎編」の項でも触れたように、メディアアプローチ用の企画書制作時をはじめ、トレンドワードはPRの成否を左右する存在となることも少なくありません。広報担当者の皆様は年末年始のみならず、上記のようなサイトに逐次目を配り、トレンドワードに敏感でいたいものです。

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