PR NewsPRニュース

PR・販促にも有能! 密かに人気再燃の「アドベントカレンダー」 2022/12/24

クリスマスの定番アイテムのひとつ、アドベントカレンダーの人気が、再燃しています。

情報バラエティ番組や女性誌、トレンド誌のみならず、ワールドビジネスサテライトのようなビジネス番組や日経ほか経済紙誌でも特集並みの扱いで取り上げられています。

いまさらなぜアドベントカレンダーなのかと、少々いぶかりながらその詳細を調べてみると、
なるほど!

ノベルティで上手に利用している企業も多く、PR担当としては見逃していてはいられない要素が盛りだくさん! 最近のアドベントカレンダーは進化著しく、エンターテインメント性を高めていたのです。

■クリスマスのわくわく感を焚きつける、アドベントカレンダー
アドベントカレンダーとは、イエス・キリストの降誕を待ちわびた信者たちがカウントダウンしたことを起源に、クリスマスまでの日々を指折り数えるために制作された窓めくり型カレンダーのことです。一般的に12月1日~25日の期間のみのカレンダーで、毎日窓をめくると金言が記されていたり、イラストが描かれたりしていて、クリスマスを迎える高揚感を煽ります。

19世紀に誕生したと言われ、存在的にはツリーやキャンドルと並ぶ、クリスマスの風物詩的な存在です。

それが昨今のアドベントカレンダーは、毎日日付け欄の窓を開けて楽しむだけではなく、窓が引き出しになっていて日替わりでお菓子やアクセサリーが入っていたり、ツリーのオーナメントになっていて中に様々なアイテムが入っていたりと、バリエーション豊かに人々を楽しませてくれるようになっていました。
ちょっと見わたせば、子どもだけでなく、性別年齢問わず楽しめるアドベントカレンダーが街に溢れているではありませんか!

アドベントカレンダーだけに、すでに22年用商品の販売は終了していますが、どんなものがあるのか、いくつかご紹介してみましょう。なお、価格は各公式サイトから。

≪お酒のアドベントカレンダー≫
商品名:マスターオブモルト Master of Molt 2022(価格: 20,794円)
販売元:Master of Malt(1985年にロンドン南東部のロイヤル・タンブリッジウェルズに創業した有名ウイスキーショップ)
箱型のアドベントカレンダーで、表面には日付の付いた24個の窓(切り取り用ミシン目加工)があって、毎日開けていくと30mlのミニチュアウイスキーボトルが出てくるという趣向です。
内容は毎年少しずつ変更され、フルボトルでは数万円クラスの銘柄も忍んでいるとか。
「響」「白州」「余市」などを含む「Japanese Whisky Advent Calendar」という特別編が販売されることもあり、愛飲家には目が離せません。
※日本酒やワインのアドベントカレンダーも各社から多数販売されています。
マスターズオブモルト

≪お茶のアドベントカレンダー≫
商品名:KUSMI TEA KUSMI TEA 2022(価格: 8,640円)
販売元:KUSMI TEA(150年以上の歴史を誇るフランスの老舗ティーメゾン)
欧米の高級ホテルの外観をイメージさせるボックスには日付付きの窓が描かれていて、中には日替わりの紅茶やティータイム用のアクセサリーなどが入っています。
毎年10月頃に発売され、すぐに売り切れ、再入荷後も即完売となる、大人気商品です。
※お手軽系ではカルディからも紅茶のアドベントカレンダーが販売されています。
KUSMI TEA PARIS

<<お菓子のアドベントカレンダー>>
商品名:ロイズアドベントカレンダー(価格:2970円)
販売元:ロイズ(北海道の自社農園のカカオでつくる生チョコで有名な菓子メーカー)
2023年用壁掛け用カレンダーが付属。本体は紙箱で、楽しいイラストが描かれ、25日分の日付が記された小窓が切り抜き用のミシン目付きで付いています。
開けるともちろんロイズのお菓子が日替わりで出てきますが、日によってはフィギュアが同梱されてくることも!
※お菓子のアドベントカレンダーは国内外のメーカーが多数販売しています。
ロイズはクリスマス翌日からお正月までのカウントダウン用セットも販売中です。
ロイズのお正月日めくりボックス

≪ジュエリーのアドベントカレンダー≫
商品名:スワロフスキー Annual Edition 2022アドベントカレンダー(価格:115,500円)
販売元:スワロフスキー(1895年にオーストリアのチロル地方で創業したクリスタルのプレミアムブランド)
特性のボックスを開けると、25日分の数字が刻まれた大小の小窓が登場します。中には限定デザインを含むクリスタル作品が詰め込まれています。アクセサリー、オブジェ、マグネット等と種類もいろいろ。ボックスに入れたままテーブルにそのまま飾ってもよし、身につけたりツリーに飾ってもよし。
※このほか、ハイブランドではティファニー、また1000円~数千円台のプチプラ品のジュエリーアドベントカレンダーも数多く販売されています。
スワロフスキー

≪キャラクターのアドベントカレンダー≫
商品名:ポケットモンスターインターナショナル Pokémon TCG: Holiday Calendar(価格:47.99GBP/日本円で約8,100円)
販売元:ポケットモンスターインターナショナル(米国でポケットモンスター関連ビジネスを統括しているブランド (The Pokémon Company International))
英国限定で発売されている商品ですが、人気のポケモンだけに個人輸入される方も少なくないそうです。特別なお祝いのロゴが描かれたプロモーションカード(ポケモンカード)やカラフルなステッカー、キーホルダーなどが入っており、個人輸入される方もいるようです。
※ポケモンのアドベントカレンダーは複数種販売されているようです。またスーパーマリオやピクサー各種、サンリオなどのモデルも販売されています。
ポケモンセンター

≪ハイブランドのアドベントカレンダー≫
商品名:WEDGWOOD ホリデイ アドベントカレンダー 2022(価格: 82,500円)
販売元:ウェッジウッド(ジョサイア・ウェッジウッドによって1759年に設立されたイギリスの老舗陶磁器&紅茶メーカー)
2022年版のアドベントカレンダーは、ジョージアンスタイル(1714年~1811年に建てられたシンメトリー(左右対称)を基本としたデザインが特徴の建物のデザイン)の邸宅を模したボックスの中に24個の引き出しが用意され、それぞれに異なるミニチュアサイズの可愛らしいオーナメントが収まっています。パステル調の色味でウェッジウッドの象徴的な色である「ウェッジウッド・ブルー」を基調とした、ウェッジウッドらしさが凝縮されたオーナメントに大人も子供も心が弾みます。
※ハイブランドコスメのアドベントカレンダーとして、ディオール、アルマーニ、サンローランといった老舗が毎年販売しています。
ウェッジウッド

■まとめ
いやぁ、もうアドベントカレンダーは子どもよりも大人のお楽しみになってきているのですね。
PR視的点で見ると、「アドベントカレンダーは楽しく手軽にブランドに触れてもらう機会創出」と「メディア露出」に効果があると感じます。

アドベントカレンダーは「12月」限定のカレンダーなので、自社の製品やブランドに1ヶ月間じっくりと触れてもらえる貴重な機会を生む点でも注目したいところです。
毎日わくわくしながら、特定ブランドの商品に触れてもらえるチャンスを生み出すわけです。
これは商品に自信があれば、虜になる人をたくさんつくれそうです。

「メディア露出」については、近年メディアで定番的にアドベントカレンダーを特集的に扱う媒体が増えています。
たとえばVOEGUなどの女性誌では毎年アドベントカレンダーの紹介コーナーを企画し、オリジナリティ溢れるアドベントカレンダーを作ることで、普段露出に繋がりにくい媒体にも関心を持たれやすくなる可能性もあります。
来年はPRの手段の1つとしてアドベントカレンダーを取り入れてみるのはいかがでしょうか。

こうしたノベルティを工夫したPRのご相談、私たちでも承りますのでお気軽にご連絡ください。

——————————————
当メールの配信停止のご希望や配信先変更依頼、お問い合わせはこちらにご連絡ください。

発行:株式会社MOPS
https://mops-pr.net/
電話:03-6452-9191
〒105-0012 東京都港区芝大門2-6-4 芝大門笹野ビル 5F
(c)MOPS. All rights reserved.

ページトップ