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新頭取が「半沢」さんになる、三菱UFJ銀行。そのPR効果に興味津々 2021/01/06

2021年が幕をあけました。新年一発目のNewsは、明るい話題から発信してみたいと思います。本年もよろしくお願い申し上げます。

平均視聴率が22%を超え、年末に発表された数々の流行語やトレンド大賞に軒並み顔を出したドラマ『半沢直樹』。
ご存じのとおり、金融業界をめぐる不正を描いたフィクション小説が原作で、著者の池井戸潤氏は三菱UFJ出身ということもあり、非常にリアリティのある内容となっています。
そして、その三菱UFJ銀行の新頭取が、なんと「半沢」さんに決まったというニュースが昨年末、新聞やテレビ、Webを賑わせました。

実はこの「半沢」さんが三菱UFJ銀行の時期頭取候補に上っているという話は、ドラマ『半沢直樹』がOAされていた2020年秋にも一部で囁かれていたのです。が、「半沢」さんは業績や人柄への評価は高いものの、まだ頭取には若すぎる(2020年末現在で55歳)という理由で、ドラマ『半沢直樹』に紐づいた小話として風化していきました。
しかし、昨年12月24日、三菱UFJ銀行は次期頭取を、その半沢さんに決定したとニュースリリースを出しています。

新頭取の正式なお名前は「半沢淳一」さんで、「直樹」さんではありません。ただし、副頭取候補として有力だと言われている方が、堀「直樹」さんという方なのです。
この偶然、笑って終わるには出来過ぎています。
もちろん、「半沢」さんも「直樹」さんも、ドラマありきで動いた人事ではないでしょう。
ドラマ原作者の池井戸潤氏は「今回頭取候補となっている半沢さんは、入行時の同期ですが面識もなく、小説のモデルではまったくありません」と明言しています。
とはいえ、来年半沢頭取と直樹副頭取が現実のものとなったときには、三菱UFJ銀行にいつもの「新頭取発表」時以上に多大な注目が集まることは目に見えています。

現在「半沢」新頭取の噂が出た段階では、同行の株価が上向いた話はとりたててないのですが、PRに携わる身としては、半沢頭取実現のときにどんな影響を及ぼすのか、興味を示さずにいられません。

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『半沢直樹』をPR的視点で楽しみましょう

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