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今年の甲子園は足元に注目!? 話題の「白いスパイク」 2020/08/14

8月10日に開幕した2020年甲子園高校野球交流試合。
第92回選抜高等学校野球大会が中止されたことを受けて、出場予定だった32校を日本高等学校野球連盟が甲子園球場へ招待し、各校1試合のみ、6日間で全16試合の熱戦が繰り広げられることとなりました。弊社も元高校球児だった社員が多くいることもあり、毎年この季節になると、社内でも甲子園の話題が多くなります。

今年も甲子園の話題で社内が盛り上がるなか、例年とは違い、試合や球児以外の少しマニアックな話に花が咲きました。それは、高校球児が使用していた「白いスパイク」。
なんで「白いスパイク」で盛り上がるのか?と疑問に思う方もいるかと思いますが、実は長い高校野球の歴史の中で、「白いスパイク」でプレーをした選手は誰一人いませんでした。正しくは、いなかったのではなく、「白いスパイク」を履いて出場することは出来なかったのです。

従来、日本高校野球連盟はスパイクの色について、原則「黒」しか認めていませんでした。しかし、近年は猛暑が続くこともあり、熱中症対策の一環として、「黒」より温度が上がりにくいとされる「白」を認めたのです。スポーツメーカーとして有名なMIZUNO(美津濃株式会社)がスパイクの内部温度、表面温度の変化を検証したところ、「黒スパイク」に比べ、「白スパイク」は約10℃低いという結果が出た※1という報告もありました。そのため、今年の甲子園高校野球交流試合でも「白いスパイク」を使用するチームが続々と出場しています。

※1参考
MIZUNOによる検証方法
日時:8月27日10時半から16時半
場所:晴れ、最高温度32度
方法:熱伝対をアッパーバンプ部とインソール前足部に固定し、1分毎に温度を測定
引用:MIZUNO BASEBALL HP https://www.mizuno.jp/baseball/products/shirosupa/

「黒スパイク」しか認められていない世代の私たちにとっては、光り輝く「白いスパイク」でプレーをしている姿を目にした時は、衝撃と共に少し羨ましく思った次第です。SNSでも「白いスパイク」に関する投稿を目にしたり、毎日新聞、スポーツニッポン、産業経済紙である日刊工業新聞でも報じられるなど、同様に衝撃を受けた方々がいることをこのニュースで体感し、少し嬉しく感じました。
弊社はスポーツ好きな社員も多いので、スポーツに関連するPRも多く手掛けています。
未来の高校球児を応援するという意味では、映像のデータ解析を駆使したベンチャー企業による、ベースボールのオンラインアカデミーも9月に開講しますので、是非、ご覧ください。
<ネクストベースアカデミー>
https://nextbase.co.jp/blog/archives/1113/

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