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メディアリレーションを台無しにする間違った敬語の使い方 2019/10/02

電話のかけ方で結構目立つのは、敬語の使い方。まず自分は何者なのかを述べたうえで話したい相手に取り次いでもらうわけですが「ファッションご担当の●●さんはいらっしゃいますか?」でよいのに「ファッション担当の●●さんのご連絡先はこちらでよろしかったでしょうか?」とか、「ファッション担当の●●さんのご連絡先はこちらになりますでしょうか?」とか、訳の分からない敬語もどきで始める人、少なくありません。

それと、やたらと「今回の資料のポイントはこちらになります」「この新製品のほうは、920日発売となります」と“なります”“ほうは”を多用する人も目立ちます。断定的でない分、柔らかい印象になるので好んで使う人が増えたと思われます。しかし、これは日本語としては間違い。「ポイントは××です」「新製品は920日発売です」が正しい表現です。“なります”“ほうは”が醸し出す曖昧さが消え、ビジネス上のミスも減るはずです。敬語の誤った使い方は、日本語に厳しい取引先には話を聞く意欲を減退させます。

 

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