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“ものは言いようPR”で乗り切る!? 令和初、増税後初のおせち料理商戦 2019/11/01

早いもので2019年もあとわずか。恒例の「おせち料理商戦」も本格化。令和初というよりも増税後初のお正月ということで、外食よりも節税できる「おせち料理需要」が高まるのかと思いきや、やはり景気の減速感はじわりと強まり、消費者の財布の紐は堅くなる傾向のようです。そこで先ごろ通販大手の楽天が発表した「2020年お正月おせちトレンド」は、なんと!!!

①「クリスマスおせち」

クリスマスとおせちって無茶ぶりもいいところですが、要するに重箱的なものに入ったおせち料理の体をなしたもので、年明けでなく年内に仲間と一足早く新年をお祝いしてくださいという趣向のようです。楽天の説明は「おせち料理が正月に食されるとは限らないほど多様化した、令和の日本人のライフスタイルに合わせて……」とのこと。

まぁ、でもこのぐらい振り切って商戦に立ち向かったほうが、商機は増えるのでしょう。

②「オフィスおせち」

こちらは仕事はじめに職場でどうぞというコンセプト。元旦から仕事というお仕事も少なくないですし、正月休み明けにおせち料理で来客のおもてなしという需要もあるのかもしれません。

③「“だけ”おせち」

これは「1人“だけ”用おせち」ではなく、「好きなもの“だけ”おせち」なのだそうです。おせち料理はいろいろな料理がこまごまと詰め込まれていて、人によっては苦手な食材もあり、結局毎年黒豆だけ残ってしまう、栗きんとんだけ捨てることになるという話が実に多いので、「じゃあ、あなたのご家庭の好物だけ詰めたおせち料理を用意します」といった趣旨で生まれたものだとか。

例年以上におもしろすぎる、いや、無理がすごすぎる「おせち料理」商戦のキャッチフレーズではありますが、それなりに説得力のあるストーリーを用意できれば、逆境を乗り切るきっかけになる発想の転換の数々だと言えましょう。

PRパーソンとして、考え方としては大いに参考にしたい話題としてご紹介しました。

 

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