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オンデマンド調査報道はメディアを変える!? 2019/09/23

宣伝会議20194月号でも取り上げられているので、「オンデマンド調査報道」という言葉くらいはご存じの方も多くなってきたのではないでしょうか。

九州7県をカバーするブロック紙・西日本新聞が20181月から始めた、読者投稿と記者の取材・調査を一元化したシステムです。SNS(LINETwitterfacebook)と専用フォーム、郵便・FAXを利用して読者が投稿した情報に対して西日本新聞の記者も返信する形式で、取材・調査が進み、最終的に新聞記事化されるという具合。記事化用の話題は読者の投稿に頼るだけではなく、新聞社側からも提示されます。

全国紙・地方紙問わず読者投稿の欄は珍しくありませんが、西日本新聞の取り組みは、約1年半の間に北は北海道、南は琉球新聞ほか各地のテレビ・ラジオ局も含め、16報道機関にネットワークが広がっていることに「読者投稿欄の域を超えた可能性」を感じます。

オンデマンド調査報道のネットワーク拡大により、1地域の問題から始まった話題についてより広域に情報収集できるようになり、記事の質を高めるだけでなくさまざまな効果が発揮できるのではないかと期待できませんか? もちろん、広報分野への応用も!

 

●西日本新聞 「あな特」(オンデマンド調査報道コーナー)に関する記事

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/520379/

 

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